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果報の寝言

20100101 引札(ひきふだ)6

平成弐拾弐年度版 果報舎引札 実相院蔵「宝船」

江戸時代より伝わる「宝船」の絵は、大晦日、元旦、二日、節分前などに、枕の下に敷いて吉夢を祈願したそうです。良い夢は、正夢となり、凶夢は宝船の帆にある「獏(ばく)」が食べてくれるといわれています。

『長き夜の疾うの眠りの皆目覚め 波乗り船の音の佳き哉』

ながきよの とをのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな

↑これは上から読んでも下から読んでも同じになる宝船にはつきものの「回文」です。

描かれている吉祥文のいろいろに混じって、百足(むかで)がいるわけは、

邪を破り福を招くという七福神の中の毘沙門天のお使いといわれているからだそうです。


(2010.01)






 
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