果報舎 果報は寝て待て 季節を活ける 季節を装う お問い合わせ
果報の寝言

20040201 ユビキタス技術が食品の安全性を守る?

ユビキタス技術が食品の安全性を守ってくれる?

最近は、小さなICチップを利用したユビキタス技術が、生活の身近なところにどんどんとり入れられてきています。
都内のあるスーパーでは、商品につけられたRFID(Radio Frequency IDentification)というタグを読み取り機にかざすと、産地や特徴、生産者の情報や調理法など、様々な情報が表示されるという実験が始まっています。

これまで、バーコードにかわる、物流の効率化や棚卸作業の自動化のためのツールという観点から進められてきたこの技術も、食品に対する消費者の信頼がゆらいでいる今日、消費者に対する「情報提供」のツールとして注目されています。


(1) 商品の原材料や流通経路を確認し、安心して消費できること。
(2) 生産者のメッセージやおいしい調理方法など付加情報を知ることができること。
(3) 商品を使用した感想や意見を店舗や生産者に直接知らせること。


これらをめざして、携帯電話の端末を利用する技術開発もすすめられています。

狂牛病や鳥インフルエンザなどの問題や、農薬・食品添加物、アレルギーの原因とされる食品についてなど、消費者が求める情報が、その場で手に入り商品購入の判断材料にすることができるわけですね。

飛行機の手荷物にもつけることができれば、危険物の持ち込み検査にも役立ちそうだし、テロ対策にもつながりそうです。そうしたら、ロストバッゲージも減少するかな・・・(2004.02)






 
spacer.gif spacer.gif spacer.gif spacer.gif
  果報の寝言    
  当社ウェブサイトのご利用にあたって  
  Copyright(c) kahoo.,Inc. All Rights Reserved.
Supported by VIVO Design
pagetop