最近は、携帯電話をもっているのが当然として考えられるようになってきました。

都内荒川区では、小学校のPTAに対するお便りを携帯メールで実施することを、試験的にはじめたそうです。連絡帳とか電話連絡網の世代としては、驚くばかりではありますが・・・

確かに、連絡帳やプリントの配布では、時間的に間に合わないとか、受け渡しを忘れるとか、お休みの生徒に対応できないとか、いろいろあった問題が、携帯メールで直接、保護者に届くということで解決できそうです。

もちろん、運動会や遠足の当日決行か順延かのお知らせなどは、従来通り、緊急電話連絡網を使用するとのことですが、最近の電話連絡網は、固定電話よりも保護者の携帯番号を記載しているケースも多いそうです。

自分も懐かしい小学校の頃の電話連絡網を思い返してみると、何軒か電話番号のあとに（呼）とついていた記憶があります。そういえば、呼び出し電話ってなくなりましたね・・・

最近、児童生徒を狙った連れ去り事件が多発した背景もあって、携帯電話を使った新サービスが登場しました。塾通いする子供の登下校時の通学状況を、ICタグを使って、保護者にメールするというものです。

大日本印刷とドコモ・システムズの共同開発で、登下校時に子供がＩＣカードを出入り口などに備えた読み取り機にかざすと、その情報が保護者の携帯電話やパソコンにメールで送られる仕組み。

名前は「キッズセーフティーパス」で、2004年3月から、首都圏の大手塾で導入が予定されているそうです。気になる費用は、初期費用が1人当たり3000円。月額料金は1人300円。

またまた、自分も懐かしい塾通い当時を思い返してみると、塾へ行くといっては、友達と公園で遊んでいたり、塾で残って勉強などといいわけして、帰りにコンビニをうろついたり・・・ちょっとした子供の悪巧みは、これでできなくなりますね・・・（2003.12）