これだけは、絶対譲れない!
というこだわりは、人それぞれ違うものですね。概して、家族の中で、お父さんが主導権をもって決めるのがクルマ選び。お母さんが主導権をもって決めるのがキッチン。これは、世の中いろいろ変わってきていますが、多くの家庭でいえることではないでしょうか。
クルマとキッチン。大変似ているところがいくつかあります。
メーカーや仕様、グレードによって値段が大きく変わること。
そして時代とともに使いやすく、便利に改良開発され続けていること。
機能のほかに色やデザインなどの要素も大きく関わっていること。
そして、使う主役がいること。
クルマのディーラーのショールームなどでは、熱心に見ているお父さんのかたわら、キッズコーナー等で遊んでいる子供とお母さんをよく見かけます。子供用のスペースと、お母さん用の飲み物のサービスは欠かせないものになっていますね。中には、来場記念としてノベルティグッズや点検車検のたびに洗剤やしょうゆがもらえるといったイベントをするディーラーもあるくらいですから・・・。
かたや、システムキッチンのショールームでは、あれこれ夢見がちな眼差しで見てまわる奥様に、「連れて来られている」的なお父さんが、奥様とはちょっと距離を置いて手持ち無沙汰にしていることが多いようです。メーカーさんも、そんなお父さんのためのスペースを(単なる喫煙スペースでなく)作るべきかもしれませんね。
日経新聞に出ていた主婦がリフォームしたい場所の1位は、やっぱりキッチン。予算の目安は100万〜300万だそうです。
一方、クルマはJAMA(日本自動車工業会)のレポートによると、近年車両購入価格の両極化が進んでいるという傾向にあるものの、やはり100万〜300万くらいが平均的な価格帯といえそうです。
いかがですか?お宅ではキッチンとクルマどっちが高いですか?(2003.09)
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