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果報の寝言

20030902 あの手この手で薬売り

ディスカウントストアのドン・キホーテが、大衆薬といわれる一般用医薬品の販売をめぐって、厚生労働省が認める認めないとニュースで話題になりました。


2003年8月、深夜営業の強みを活かして、薬剤師のいない店舗は、テレビ電話を使って接客対応するという大胆な発想によるサービスの開始は、薬事法違反の恐れがあるとして、厚生労働省から指摘を受け販売を中止。
すると、9月から深夜の緊急性の高いお客に限り、必要な量の薬を無料提供すると発表。対する厚労省は「無料提供でも違法の可能性がある」と指摘。
これで終わるかと思ったら、10月からカタログ販売を始めるという発表。深夜の時間帯のみ、電話で注文を受け、店舗から2km以内に宅配するとのこと。


この矢継ぎ早の対応には驚いてしまいました。カタログ販売は1988年に一部の品目に限り認可されているそうなので、今回はお役所の指摘を受けることなく運用されるでしょうか・・・

たしかに、「テレビ電話を使った遠隔医療が行われているのに、薬は販売できないというのは納得できない」という、数千万かけてテレビ電話システムを導入したドン・キホーテの社長さんの言い分も一理ある気がします。


ところで、疑問に思った人がいるかな、と思って調べてみました。

配達と販売を両方同時に行う“富山の薬売り”は、ちゃんと『配置販売従事者』という資格をもった人が行っているそうです。ただの薬屋さんの営業マンではなかったんですね。(2003.09)






 
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