平成19年度版 果報舎引札「芽出多屋松竹梅依代門松福助御挨拶乃圖」

【引札(ひきふだ)】引札は、今日のちらし広告と似たようなもので、江戸時代から大正にかけて商品や商店の宣伝のために、年末年始に配られました。福助は叶福助といい、裃を着た背が低く頭の大きな幸福招来の縁起人形。文化の頃、願いが叶うといって江戸で流行し、茶屋、遊女屋、水商売などに祀られました。

果報は寝て待て季節を活ける季節を装う